2016.02.12
【韓国】KT、IoTスマートホームのラインナップ拡大。旧正月を控えて通信キャリアのIoTスマートホームの加入が急増
総合通信最大手KTは、スマホアプリで家の状態を遠隔制御できる「GiGA IoTホームマネージャー」サービスのラインナップ拡充を2月3日に発表。今回新たに開始されたサービスは、電力エネルギーを制御するプラグ、遠隔ガスバルブ制御、ドアや窓の開閉感知器の3種類。これ以外に、IoTデバイスをホームマネージャーアプリで簡単に制御できる「ホーム機器レシピ」機能も加わった。ホーム機器レシピでは、IoT機器を顧客の状態やライフスタイルに合わせて自動制御できるように設定を助けてくれるサービス。KTは今後、ホームレシピの機能を知能型サービスに高度化する計画。GiGA IoTホームマネージャーは、GiGA IoTホームフィットネス、GiGA IoTホームカムに続くKTの第三弾のスマートホームIoTサービス。
大手通信キャリア3社は2015年からスマートホームIoTサービスに力を入れている。韓国の旧正月期間は例年、民族大移動と呼ばれるほど帰省客が集中する時期であるが、2月第2週の旧正月連休を控えた今年は、各社のスマートホームIoTサービス加入ペースが急増している。3社のうちIoT事業を最も積極的に進めている総合通信事業者LG U+の場合、スマートホームIoT加入者が20万人を超え、最も人気のサービスは、窓やドアの開閉をスマホに教えてくれる開閉感知センサーであるという。