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2015.11.04

  • 韓国

【韓国】韓国、WRC-15で提案する5G候補周波数帯を公表

 未来創造科学部は10月21日に開催した5Gビジョン及びミリ波帯周波数ワークショップで、11月のITU世界無線通信会議(WRC-15)で提案する5G候補周波数帯を公開した。ITUでは2020年の5G標準化完成を目標に、年内にビジョンを提示、2017年から候補技術を受け付け、2018年に評価するという標準化スケジュールが決まっている。今回韓国から提案する候補周波数帯は、27-29.5GHz、31.8-33.4GHz、37-42.5GHz、45.5-50.2GHz、50.4-52.6GHz、66-74GHzの6帯域。5G開発で世界的主導権確保を目指す韓国では、2018年2月開催のピョンチャン冬季五輪で世界に先駆けた5G技術デモンストレーションを計画している。
 
 韓国の通信キャリアはグローバルメーカーを巻き込んで、世界初の5G試験サービス、商用化に向けた技術開発競争を展開している。10月29日に5G共同研究開発センターをオープンしたSKテレコムは、この日、ノキアと19.1Gbps速度の無線通信デモンストレーションを公開している。SKテレコムはさらに、5G試験サービスをピョンチャン五輪からさらに2017年に前倒しする方針も明らかにしている。