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2016.03.14

  • 韓国

【韓国】未来部、140MHz幅の国内史上最大の周波数オークション計画案発表

 未来創造科学部(未来部)は3月4日、「2016年移動通信周波数オークション計画案」を公開討論会で発表。今年は700MHz/1.8GHz/2.1GHz/2.6GHzの複数帯域5ブロックの合計140MHz幅の国内史上最大の周波数オークションが予定されている。最低入札価格は合計2兆5,779億ウォン(約2,417億円)。1社当たりが落札できる周波数については最大で60MHz幅までの総量制限が設けられるとともに、公正競争上の観点から、落札できるブロックの組み合わせについては、広帯域化制限が設けられている。
 
 韓国モバイル市場は、SKテレコム、KT、LG U+の3社の競争体制。今回、SKテレコムとKTが保有する2.1GHz帯の再割当価格についての方針も同時に発表された。関心を集めていた両社へ再割当価格は、電波法による算定基準と今回のオークションによる2.1GHz帯の落札価格の平均値とする方針。この方針は、事実上、2.1GHz帯を持たないLG U+の主張がかなり受け入れられたものと見られている。また、今回の最低入札価格が高いことを懸念する向きもある。未来部は3月中に周波数割当公告を出す予定で、公告期間は1か月間。4月中のオークション実施が予定されている。