2014.12.02
【中国】華為技術、2020年までに5G技術の研究開発に6億ドルを投資
華為技術(Huawei)無線ネットワーク製品部門の楊超斌最高マーケティング責任者は11月20日、GSMAと工業・情報化部電信研究院、華為技術が共同で主催した「2014年世界モバイル・ブロードバンド・フォーラム(Global MBB Forum 2014)」において、5G技術の研究開発に対し2020年までに6億ドル(約709億円)投資する予定であり、接続速度が100Gbpsに達する5G端末のプロトタイプも現在試作していると述べた。華為技術は、2013年に売上高の10%以上を研究開発に拠出しており、国内に3つの研究開発センターのほか、アメリカ・カナダ・スウェーデン・イギリス・フランス・ドイツにも研究センターを置いてあり、合わせて300人の科学者が5Gの研究と技術革新に従事している。 また、同フォーラムにおいて、華為技術とロシア通信事業者MegaFonは、5G協力覚書に署名し、ロシアで開催予定の2018年ワールドカップの際に11の開催都市で5G試験ネットワークを構築するとした。