2013.12.03
【国際】移動体通信事業者によるWi-Fiオフロードが増加傾向
無線LANのサービス・アクセス・ポイントを提供する電気通信事業者の国際連盟であるWireless Broadband Alliance(WBA)は、11月20日、調査会社のMaravedis-Rethinkに依頼して実施したWi-Fiオフロードに関する報告書を公表した。報告書では、大手通信事業者のWi-Fiオフロードが進んでおり、2013~2014年に付加が見込まれるデータ通信量の22%がWi-Fiオフロードによって賄われると試算している。2018年までの試算では、付加が見込まれるデータ通信量の20%がWi-Fiオフロードによってまかなわれ、またWi-Fi対応のスモールセルにより同じく21%の効果が見込まれると予測している。また、次世代ホットスポット(NGH)の設置についても前向きな予測がされており、WBAに加盟する事業者の78%が2015年までにNGHの展開を計画している。