2013.07.12
【ミャンマー】テレノールとOoredooが移動体通信事業免許の交付候補に決定
通信・情報技術省は6月27日、外国企業の移動体通信事業への参入について、6月上旬に入札を行った11社を対象に実施した比較審査の結果を公表した。その結果、ノルウェーに本拠を置くテレノールと、カタールに本拠を置くOoredoo(旧カタール・テレコム:Qtel)の2社に対する国内電気通信事業免許の交付が決定した。また、フランスのオレンジ(フランス・テレコム)と日本の丸紅のコンソーシアムが上記2社のいずれかと条件で合意に至らなかった場合の補欠として選出された。
2社は入札要件に基づき、免許発行から5年以内に国土の75%のカバレッジ達成、および音声通話の実施が義務づけられる。また、都市部とルーラル地域の双方で適切な料金でのサービス提供も求められる。テレノールは免許交付決定の報告を受け、2014年までにHSPAおよびLTEの商用サービスを開始すると発表している。