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ICTワールドニュース

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2013.07.02

  • 中国

【中国】中国電信の王会長、4GではFDDとTDDの両方式を採用見通し

 中国電信の王暁初会長は、広州で開かれたフォーラムで、「中国電信もLTEネットワークの技術試験に注力している。周波数が通信事業者を制約する最も中核的なリソースであり、4G時代にはFDDとTDDの融合ネットワークとなることは避けられない」と中国電信の4Gに関する考え方を初めて公の場で示した。王会長は、「中国電信の4Gに関する青写真としては、広範囲のカバーにはFDD方式を採用し、都市部ではTDD方式でトラフィックの一部を吸収することとしている。技術とニーズを駆動力とする産業全体のレベルアップを目前としている現在においては、我が社は産業チェーンのパートナーと協力して、(中国電信が採用している)CDMAの産業が円滑に4Gへ移行できることを期待している」と語った。

 また、情報筋によると、中国電信初の試商用4Gプロジェクトは、南京で開始された後、中国電信広東支社が8月までには広州・深セン・東莞・仏山の4都市でFDD-LTEネットワークを構築し、10月までには広東省内のその他の都市に拡大される予定であり、このうち広州では1,000基地局を構築する予定という。