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ICTワールドニュース

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2016.04.04

  • 米国

【米国】周波数インセンティブ・オークションに104件の参加申し込み

 米連邦通信委員会(FCC)は、3月18日、TV局が手放す低帯域周波数のオークションに移動通信事業者などから104件の参加申し込みがあったことを明らかにした。そのうちの69件は手続きが完了しているが、残る35件は4月6日までの手続き完了が求められる。

 参加申込者には、ベライゾン、AT&T、T-モバイル、リバティ・グローバルの子会社や多くのルーラル地域移動通信事業者が含まれている。

 また、カルロス・スリム氏の一族が経営するメキシコの電気通信大手、アメリカ・モビルが所有するプエルトリコ・テレフォン・カンパニーが参加を申し込んでいるが、プエルトリコではリバティ・グローバルの子会社、リバティ・スペクトラムもオークションで周波数を獲得したい意向を示している。CATV大手コムキャストと衛星放送大手ディッシュも入札する意向であることを以前に示していた。また、シリコンバレーの投資企業であるソーシャル・キャピタルも申請を提出しているが、スプリントやアルファベットは参加しない意向を明らかにしていた。

 アナリストの予想では、今回のオークション収入は150億ドルから450億ドルの範囲となっているが、449億ドルの収入となった前回のAWS-3オークションに比べると、入札者は積極的にはならないだろうとしている。