2013.08.02
【フランス】仏首相、仏国内のデジタルコンテンツ開発センター設立でサムスン電子と合意
仏政府は7月26日、首相が同25日の韓国訪問時にサムスン電子代表と会談、仏国内に同社のデジタルコンテンツ開発センターを設立することで合意したと発表した。このセンターの主な活動はサムスンのスマートフォン・タブレット向けにフランスのコンテンツを生かしたアプリケーションやサービスを開発することで、2013年末までに事業を開始する予定である。
電気通信担当官庁である生産復興省はこの合意について、フランスのモバイル端末市場で第1のシェアを持つ企業が、国内での投資と人材活用への関心を高めていることに賛意を表し、このセンターの開発した製品の世界での流通を期待すると述べている。サムスン電子は仏市場に進出を開始して約25年を経過し、現地の従業員数は当初の5倍となっている。今回開設されるデータセンターでも、2014年までにフランスのコンテンツ関連の専門職を約100名雇用する予定であるという。