2015.03.12
【フランス】仏オレンジ、アフリカ・中東でスマートフォンつき定額プランの提供を予告
オレンジ・グループは3月1日、アフリカ・中東の進出国13か国（注）で、4～6月にスマートフォン付き定額プランの提供を開始すると発表した。これらの地域では、モバイル・インターネットの需要は増大しているものの、データ通信料金やスマートフォンの価格が収入に比して高額なため、入手できない層がまだ大きい。また、利用契約の大半がプリペイドで、通信量や料金がその時々の契約によって変化しがちである。
オレンジが提示する契約プラン「Orange Klif」の最低契約期間は6か月で、3G対応のスマートフォン、月に30分～1時間の通話、無制限SMS、月に500MBまでのデータ利用がセットになっている。月額料金は最高で40US$（約4,790円）。提供されるスマートフォンはOSにFireFoxを用いたオレンジの独自製品で、利用者はFirefox Marketplaceのポータルから約6,000のアプリケーションにアクセス可能であるという。対応言語は英仏のほか、アラビア語、ウォルフ語及びスワヒリ語も利用可能である。
（注）エジプト、セネガル、チュニジア、ケニア、マリ、コートジボワール、カメルーン、ボツワナ、マダガスカル、ニジェール、モーリシャス、バヌアツ、ヨルダン