2015.04.22
【中国】中国電子商取引最大手アリババ、自動車事業部を設立
中国電子商取引最大手の阿里巴巴（アリババ）は4月8日、傘下の自動車関連事業を統合して自動車事業部を設立することを発表した。同事業部は、ビッグデータ・マーケッティングや自動車金融サービス、6,000万の自動車保有者が利用するプラットフォームを生かし、顧客に対して自動車O2O（Online To Offline）サービスを提供していくとした。阿里巴巴は、今年3月に上海汽車集団（SAIC）と共同で10億元（約195億円）を出資してインターネット自動車基金を設立している。同基金はインターネット自動車の開発やプラットフォーム構築を推進しており、両社は共同で開発した初の車種を2016年にも発表する予定としている。加えて、同事業部は、4月22-29日に開催される上海モーターショー「Auto Shanghai 2015」において、パートナーと共同で自動車業務の戦略を発表する見込みである。