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　YouTubeは、6月17日、有料の音楽ストリーミング・サービスを提供する計画を発表した。新サービス提供にあたって「数百のメジャー、インディーズ・レーベル」と提携したとのことだが、これによって同社と有料サービス契約を結ばないレーベルが従来のようにYouTubeを使って無料で楽曲を配信できなくなるのではとの懸念も強まっている。

　同社が有料の音楽配信サービスを提供するといううわさは以前よりあったが、ワールドワイド・インディペンデント・ミュージック・インダストリー・ネットワークは先月、YouTubeが有料サービスで提示している条件はレーベル側に極めて不利な上に交渉の余地がないことを明かしていた。YouTubeのコンテンツ担当者によると、これまでYouTubeを使っていたレーベルの95％は有料サービスの契約を結んだとのこと。合意に達しなかったいくつかのレーベルについては無料配信を遮断するかもしれないとしている。