2015.12.14
【欧州】EU、企業のサイバーセキュリティ強化義務付ける新法で合意
EUは、12月8日、企業にサイバーセキュリティ対策を強化し、サイバー攻撃を受けた際には、その旨を当局に報告することを義務付ける新しい規則で合意した。新法はまだ欧州議会と各国代表の正式な承認を受ける必要があるが、EU加盟28か国は同法の下でより多くの情報を共有することになり、また、サーチエンジンやオンライン・クラウド・サービス、オンライン・ショッピング事業者はインフラの安全を確保することが義務付けられるようになる。また、電力、輸送、医療、金融などの重要な業界の事業者は、適切なセキュリティ対策を取り、深刻なサイバー・インシデントを報告することが求められる。