2013.10.02
【スペイン】テレフォニカ、テレコム・イタリアの大株主テルコの株式取得について合意
テレフォニカは、9月24日、イタリアのパートナーであるMediobanca、Intesa Sanpaolo、Generaliと、テレコム・イタリアに関する株主間契約を維持し、テレコム・イタリアの22.4%の株式を所有するTelcoのバランスシートを強化するために合意したと発表した。合意では、クラスCの議決権なしの株式を発行することによる、Telcoの増資を認めている。テレフォニカは3億2,400万ユーロで新たな株式をすべて購入し、同時に、購入価格4億2,400万のTelcoが発行した債券の70%を、自社株式で支払い取得する。この方法で、テレフォニカは46.2%という既存の議決権を維持しつつ、Telcoの株式の66%を取得する。第二段階では、規制機関の承認により、テレフォニカはTelcoの70%の株式を取得する権利を得る。さらに、クラスC株式を議決権のある普通株式に交換し、パートナー企業からTelcoの残りの株式を購入するオプションを得る。