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2014.03.04

  • 国際

【国際】101か国で274のLTE商用ネットワークが稼働

 移動体通信端末分野の業界団体であるGSA(グローバル・モバイル・サプライヤ協会)は2月19日、世界のLTEサービスの普及状況をまとめた最新の調査結果を公表した。2014年2月現在、101か国で274の商用LTE網が稼働しており、事業者数は前年同月比119の増加となった。2014年中にも新たに11の事業者が商用サービスを開始する見込みである。

 周波数は1800MHz帯の使用が最も多く、62か国117の事業者が同帯域でサービスを提供している。GSAの調べによると、新たに投入されたユーザー端末の半数以上が1800MHz帯に対応しており、1800MHz帯による大規模なエコシステムの構成が見込まれるとGSAは指摘している。

 通信方式は大半がFDDであるがTDDモードも増加しており、現在21か国30事業者がTDDモードで運用を行っている。その内、17事業者はTDDモードのみでサービスを提供し、13事業者はFDDとTDDのデュアルモードによる運用である。LTEと並行して高速の3G通信も普及を続けており、現在547の事業者がHSPAやHSPA+の商用網を稼働している。下り最大42Mbpsを計測するDC-HSPA+方式は82か国159の事業者が運用を行っている。