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　機器メーカーのノキアは、2月21日、バルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレスにおいて、IoT企業に3億5,00万ドル（約394億9,750万円）を投資する新基金の設立を発表した。同基金は、ノキアが資金を拠出、ノキア成長パートナーズ（NGP）が管理するもので、IoTソリューションにおけるエコシステムの成長機会を捉えることを目的としている。同基金によりNGPが管理する資産は、投資資金の5億ドルを含めて、10億ドル以上となる。同基金では、コネクテッド・エンタープライズ分野、消費者向けソリューション、コネクテッド・カー、デジタル・ヘルス分野の他、ビッグテータと分析にかかる将来性ある企業に投資する。投資対象国は、米国、欧州、インド、中国である。NGPは、過去10年以上に渡り、投資を手がけており、近年では、中国のGanJiとUCMobileへの初期投資という成功例がある。NGPは、IoTによりすべてを接続することは、次世代の技術的潮流であり、人々の生活のすべての面に影響を与えるものであるとしている。