[HTML]
H1

ICTワールドニュース

コンテンツ

研究員が日々収集・作成する情報の中から、現在日本での関心度が高いと考えられる、米・欧・アジアをはじめとした世界の主要なICT関連ニュースをセレクトして定期的にホームページに掲載していきます。

お知らせカテゴリー表示
国名等選択
お知らせ年度表示
掲載年選択
お知らせ表示

2015.03.03

  • 韓国

【韓国】韓国キャリア3社、MWC2015で5GとIoT技術の世界主導権確保アピール

 3月2日から5日までバルセロナで開催される世界最大のモバイル見本市MWC2015で、韓国のモバイルキャリア3社は、5GとIoTを前面にアピールする方針。

 KTのブースは、5Gインフラ、5Gアクセス、GiGAtopiaの3つのゾーンで構成。5Gインフラゾーンでは、10Gbps級ブロードバンドとコンサート会場、都心ホットスポット等の次世代無線ネットワーク技術「5G Ultra-Dense Network」を披露。GiGAtopiaゾーンでは、スマートホームや個別広告等各種IoT活用サービスを紹介。中央選挙管理委員会と開発した電子投票サービスも紹介予定。ファン・チャンギュKT会長は「The Road to 5G」のテーマで基調演説の予定。さらに、KTはサムスン電子、クアルコムと組んで、MWCで、LTEとWi-Fiの異種網間併合技術、LTE-H(HetNet)の世界初公開を予定している。

 SKテレコムはスマートロボットを活用した実習教育を披露する予定。SKテレコムは2013年10月から、スペインと台湾でもスマートロボット活用のソフトウェア開発教育を運営している。5G活用のIoT、位置情報等多様なサービスプラットフォームを提示する。さらに、サムスン電子とミリ波帯利用で世界最速の7.55GbpsのデモンストレーションをMWCで公開する予定。

 LG U+は、5つのスマートホームIoT戦略サービスと商品を、実際の家に模したブースで公開する。特に、外出中にスマートフォンから全ての家電を制御できるソリューション「ホームマネージャー」は今回が初公開の目玉的サービス。さらに、スマホアプリで最大500人の同時通話が可能なトランシーバー機能「U+LTE無電機」も発表。LG U+はMWC開催期間中にCisco、Huawei、中国移動、NTTドコモ等の海外企業の主要経営陣と面会して事業協力について話し合う予定としている。