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2015.07.23

  • 中国

【中国】今年上半期の携帯出荷台数の明暗が分かれる中国端末メーカー

 2015年初頭に、華為科技(Huawei)や小米(Xiaomi)、聯想(Lenove)、中興通訊(ZTE)等の国内主要携帯メーカー各社は、2015年の出荷台数につき、1億台に到達する、或いは挑戦する目標を立てているが、国内スマートフォン市場が伸び悩みを見せている中、各社の業績の明暗が分かれている。今年上半期の携帯出荷台数を見ると、華為科技は、5,000万台に達し、このうち2015年5月分だけで1,000万台を超えていた。前年の目標達成が容易であり、今後その目標値を上方修正する可能性もあると受け止められている。小米は、前年同期比33%増の3,470万台に達したが、1億台出荷の目標達成は難しく、同社設立以来の急成長が一服するだろうと受け止められている。また、聯想と中興通訊は、2015年1-3月期の携帯販売台数がそれぞれ1,870万台と1,260万台で、通年目標の達成に挑戦している。加えて、主要3通信事業者が携帯電話の奨励金を削減することを受けて、聯想や酷派(Coolpad)、中興通訊等の既存メーカーの販売台数が伸び悩みを見せている一方、華為科技や小米等メーカーのシェアが伸びている。