2014.04.14
【中国】中国移動、提携MVNO事業者17社を確定
中国移動との提携が確定したMVNO事業者のリストが明らかとなった。具体的には、天音、迪信通、愛施徳、国美、蘇寧互聯、万網（阿里巴巴傘下）、分享在線、北緯通信、三五互聯、巴士在線、華翔聯信、朗マ信息、鵬博士（Dr.Peng）、世紀互聯、中郵普泰、銀盛、中興視通（中興通訊（ZTE）子会社）の17社である。このうち鵬博士、朗マ信息、三五互聯、天音の4社は4月3日、中国移動との間で「移動通信再販売業務協力合意書」を締結したとの公告を発表した。鵬博士の情報筋によると、工業・情報化部の許可を待っている状況としている。
基礎電気通信事業者との協力について、中国電信や中国聯通の協力意欲と比べて、中国移動のMVNOの進捗が遅かったのは、業界では、世界的にもMVNO事業者は非支配的通信事業者との協力が多いように、国内市場においてもトップ・シェアの中国移動に原因があると指摘されている。また、複数のMVNO事業者から見ても、中国移動はMVNO事業に対して協力的とは言えない態度を取っているという。中国移動と中国聯通の双方と提携するMVNO事業者の情報筋によると、中国移動と比べ中国聯通の方が作業効率は高いと話した。