2014.01.22
【国際】OECD諸国のモバイル・ブロードバンド普及率、約7割に達する
1月9日、OECD（経済協力開発機構）は加盟34か国の最新のブロードバンド統計を公表した。モバイル・ブロードバンドの普及率は2013年6月現在で前年比16.63％増の68.4％となった。加入者数は約8億5,000万にのぼる。普及率上昇の要因としてOECDはスマートフォンやタブレットの堅調な需要をあげている。国別では、オーストラリア、デンマーク、フィンランド、韓国、日本、スウェーデンの6か国で普及率が100％を超えている。
固定ブロードバンドは同6月現在で加入数は3億3,200万、普及率は26.7％にのぼる。国別ではスイス（普及率43.8％）、オランダ（同40％）、デンマーク（同39.7％）が上位を占める。技術別ではDSLが依然として最も多く52.69％、次にケーブルの30.91％が続く。光ファイバは15.75％で三番手に位置しているが割合は着実に増加している。なお光ファイバの普及率が高い国は引き続き日本（68.45％）と韓国（62.76％）となっている。