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2015.10.22

  • 韓国

【韓国】災害安全通信網試験第1、第2事業でKT、SKテレコムコンソーシアムが優先交渉権獲得

 注目の的となっていた国家災害安全通信網試験事業の優先交渉権者が10月8日に決定した。韓国では、2003年に200名近くもの死者を出した大邱地下鉄火災事故を契機に国家災害安全通信網計画が浮上したが、実現までに12年の月日がかかっている。2014年の旅客船セウォル号事故を教訓に、国家災害安全通信網構築事業がようやく動き出した。
 
 試験事業では、2018年冬季五輪開催地でもあるピョンチャンにおける第1事業と、カンヌン・チョンソン地域における第2事業に分けて事業者を選定する。両事業とも通信キャリア主導コンソーシアム間の競合となっていた。第1事業ではKTコンソーシアム(KT、ウィニテク、ITCEN、韓国電波基地局)、第2事業ではSKテレコムコンソーシアム(SKテレコム、サイバーテルブリッジ、ソラクE&C)がそれぞれ選定された。第1事業は340億ウォン(約34億円)、第2事業は80億ウォンの予算が投入される。試験事業の契約は10月末の予定で、事業期間は2016年5月まで。