2014.07.22
【中国】主要3通信事業者、「中国通信施設サービス株式有限公司」を共同で設立
中国移動・中国聯通・中国電信は7月11日、「中国通信施設サービス株式有限公司」(中国通信施設服務)を共同で設立する旨の「発起人協議書」を締結した。中国通信施設服務の登録資本金は100億元(約1,645億円)とし、主要3通信事業者の出資額については、中国移動が40億元(約658億円、株式40%を保有)、中国聯通が30億1,000万元(約495億円、同30.1%を保有)、中国電信が29億9,000万元(約492億円、同29.9%を保有)としている。
また、中国通信施設服務は、主な業務として鉄塔の構築・保守・運営作業を行うほか、基地局の局舎・電源・エアコンを含めた施設の構築・運営・保守作業、基地局設備の代理保守を行うとしている。さらに、同社の設立は、鉄塔を初めとする通信インフラの重複構築の回避や基地局立地難の解決、投資効率の向上等につながるとしている。