2014.02.12
【米国】AT&T、データ通信共有プランを大幅値下げ
AT&Tは、2月1日、家族向けの10GBのデータ通信共有プランの端末1台当たりの月料金を40ドルから15ドルに引き下げると発表した。これにより、4台のスマートフォンを保有する家族の場合、1か月の総額は160ドル(基本料100ドルプラス端末代60ドル)となり、ベライゾンの同様のサービスより100ドル、スプリントより80ドル、T-モバイルより20ドル安くなるとのこと。これに他社が反応するかどうかはまだ分からないが、アナリスト等は、とくに料金で大きな差が生じるベライゾンの出方が注目されるとしている。また、各社の値下げ合戦が移動通信業界の利益成長に悪影響を及ぼすとの懸念も聞かれるが、AT&Tのような新プランがデータ使用量の増加を促すとの期待も一方ではある。