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ICTワールドニュース

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2015.12.22

  • 米国

【米国】FAA、娯楽用ドローン登録規則を発表

 連邦航空局(FAA)は、12月14日、ほぼ全ての娯楽用ドローン所有者に全国データベースへの登録を義務付ける新規則を発表した。2015年のホリデーシーズンにはおよそ70万台のドローンが販売されると予想されており、FAAはその前に安全なドローン運用のための規則を確立すべく、策定作業を急いでいた。今回の新規則で、ドローン所有者は名前、住所、電子メール・アドレスをFAAのデータベースに登録することが義務付けられる。 運輸省アンソニー・フォックス長官は、「ドローン操縦士はパイロットであり、その名称には大きな責任が付いてくる」と述べ、ドローン登録制度はその安全な運用についてユーザーと協力していく機会を設けることになるとしている。

 FAAは、登録用ウェブサイトを12月21日に立ち上げ、以降30日間の登録は無料とし、その後は3年間の登録に5ドルの料金がかかる。12月21日以前に0.5~55ポンドのドローンを所有する者は全て、2016年2月19日までの登録が義務付けられる。同日以後にドローンを入手した者は、飛行前の登録が義務付けられる。なお、登録は書面でも可能。規則は13歳以上が対象になるが、それ以下の子供でも保護者の登録があればドローンを操縦することは認められる。