[HTML]
H1

ICTワールドニュース

コンテンツ

研究員が日々収集・作成する情報の中から、現在日本での関心度が高いと考えられる、米・欧・アジアをはじめとした世界の主要なICT関連ニュースをセレクトして定期的にホームページに掲載していきます。

お知らせカテゴリー表示
国名等選択
お知らせ年度表示
掲載年選択
お知らせ表示

2014.04.22

  • 中国

【中国】4G携帯端末市場、現時点でアップルとサムスンが合計85%のシェア

 市場調査会社の賽諾(Sino)は4月13日、国内4G携帯電話に関する市場調査報告を発表し、現時点でアップルとサムスンが国内4G携帯端末市場で合計85%のシェアを占めていることが分かった。具体的には、国内4G携帯端末市場における上位6社として、アップルが58.7%、サムスンが26.4%、酷派(Coolpad)が9.4%、天語(K-touch)が2.5%、ソニーが1.2%、華為技術(Huawei)が0.8%のシェアであったことについて、市場調査会社である易観国際(Analysis International)の路理彬アナリストは、アップルとサムスンの2社はともに中国の4Gサービス初期に国際標準に準拠した4G携帯端末を発売して先手を打ち圧倒的なシェアを獲得しており、国内携帯メーカーの酷派は、1,000元代(約1万6,460円)の4G携帯電話を迅速に発売したからであると分析した。

 また、各国内携帯メーカーが近いうちに4G携帯電話の新機種を発売するのに伴い、国内携帯メーカーのシェアは上昇する見込みであるが、廉価な4G携帯電話に力を入れているため、ハイエンドの4G携帯では依然としてアップルとサムスンに主導されるだろうと見られている。