2013.11.22
【中国】華為技術、5G分野において2018年までに6億ドルを投資
華為技術(Huawei)は11月6日、無線技術を始めとする第5世代移動通信(5G)の研究やイノベーションにおいて2018年までに6億ドル(約592億円)を投資することを発表した。2020年には、4Gの100倍に相当し最大通信速度が10Gbpsとなる5Gが商用化されることを確信しているとした。
華為技術の徐直軍CEO(輪番制)は、「自社では、現在4Gネットワークの容量向上に努めているが、今後の5年間においては、製品の産業化を除いて5Gの研究とイノベーションだけで少なくとも6億ドルを投資する」と語った。華為技術は、2009年から5G技術に関する初期研究を開始しており、2011年と2012年に開催されたGSMAモバイル世界大会で最大通信速度50Gbpsに達する5G基地局のプロトタイプを展示していたほか、イギリスでは5Gイノベーション・センター(5GIC)の構築にも参加している。