2014.03.24
【韓国】キャリアの端末補助金不法支給、KCCの追加制裁発表で過剰規制の波紋
未来創造科学部(未来部)による端末補助金不法支給制裁措置として3月13日から移動通信3社の45日間の営業停止が実施された。これに加え、放送通信委員会(KCC)が同日、3社への罰金総額304億5,000万ウォンと、LG U+とSKテレコムの2社に対しては、競争を主導したとしてそれぞれ14日と7日間の営業停止追加処分を決定。KCCによる追加営業停止の実施時期は、未来部による営業停止期間終了後に市場状況を考慮して決定することにした。営業停止期間中は新規加入募集等が禁止される。
一方、未来部が既に史上最長期間の営業停止処分を下し、キャリアのみならず端末メーカーと販売店が直撃弾を受けているにもかかわらず、KCCまでが強力制裁を下したことで、規制重複、過剰制裁との批判が相次いでいる。特に内需市場の割合が高い端末メーカーのパンテックにとってはかなり深刻な事態となっている。