2014.04.02
【パキスタン】中国移動、パキスタン現地法人が3G/4Gライセンスの競争入札に参加
中国移動パキスタン(CMPak)のMuhammad Siddiqueシニアマネージャーは3月23日、中国・パキスタン商業貿易フォーラムにおいて、同社は4月23日に行われる予定のパキスタン3G/4Gライセンスの競争入札に参加することを明らかにした。Siddique氏は、パキスタン電気通信庁(PTA)が3月に発表した統計によると、同社の加入者数は既に2,500万に達しており、同国市場で第3位まで浮上していると紹介し、今回の競売終了後、数週間以内には3Gネットワーク構築を全国に展開できると述べた。
パキスタンでは、2012年に3G/4Gライセンスの競売を再開し、CMPakや英国のVodafone、日本のNTTドコモを含む通信事業者9社が参加するとしていたが、政府内部で意見が一致せず競売は延期されていた。パキスタンのIshaq Dar財務相は今年2月、3G/4Gライセンスの競争入札を4月23日に行い、3Gと4Gのライセンスの最低価格をそれぞれ2億9,500万ドルと2億1,000万ドルにすると発表していた。