2014.07.03
【米国】Amazonが独自スマホ「Fire」を発表、3D機能や通販サイト連携
Amazonは、6月18日、同社初のスマートフォン「Fire」を発表した。既に競争激しいスマートフォン市場に遅れて参入することになる同社は、書籍やCD、ウェブアドレス、音楽、さらにはTVや映画の映像から1億点以上の商品を認識できるという「Firefly」をはじめとする多様な機能を「Fire」に搭載し、既存製品との相違点をアピール。消費者がどこまでこれらに価値を見出すかが注目される。「Firefly」は、Amazonでのショッピングを容易にするが、ジェフ・ベゾス同社CEOは同機能の目的はそこではなく、「周囲の世界を輝かせるものだと考えてほしい」という。
Fireには以前よりうわさされていた、ユーザーの視線を追跡する3D技術「Dynamic Perspective」も搭載。赤外線技術を内蔵するカメラを四隅に備えている。同製品は、AT&Tが7月25日より独占販売。予約受付けは既に始まっており、AT&Tと2年間の契約を結んだ場合の価格は32GB版で199ドルとなる。