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2015.02.12

  • 米国

【米国】米国のAWS-3周波数オークション、落札総額449億ドルで終了

 FCCの歴史で最大規模となった周波数オークションは1月29日終了。落札総額はこれまでで最高の449億ドル(約5兆3,350億円)に達した。これは、2008年に実施されたオークションの落札総額(191億ドル)を倍以上も上回る数字となった。

 FCCの発表によると、AWS-3オークションの暫定落札者の中で最も高い金額を入札していたのはAT&Tで、その金額の合計は181億8,925万5,000ドル。その後にディッシュの133億2,742万3,700ドル(推定)、ベライゾンの104億3,001万7,000ドルが続いている。ちなみに、T-モバイルは17億7,402万3,000ドル。スプリントはオークションに参加しなかった。

 今回のオークションでは、約1,600件の免許が売りに出され、FCCは最低落札総額を106億ドルに設定。オークション前にモルガン・スタンレーが行った投資家へのアンケートでは、落札総額が350億ドルを超えるという予想はわずか3%だった。しかし、蓋を開けてみれば、ニューヨークやロサンゼルス、シカゴに最高値が付いたのはもとより、ポートランド、メイン、ルイビルなどの比較的小さな地区の免許にも2,000万ドル以上の値が付いた。ちなみに最も入札額が最も低かったのは、米国サモア領の免許で2,800ドルだった。