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ICTワールドニュース

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研究員が日々収集・作成する情報の中から、現在日本での関心度が高いと考えられる、米・欧・アジアをはじめとした世界の主要なICT関連ニュースをセレクトして定期的にホームページに掲載していきます。

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2015.11.12

  • インド

【インド】国民ID番号(UID)、成人の93%に交付完了し交付数は9億2,680万に

 国民ID番号(UID、別名Aadhaar)が2015年10月現在でインドの成人の93%に交付されたことがわかった。交付数は9億2,680万となった。2009年1月に固有識別番号庁(UIDAI)が設立され、2010年9月29日からUIDの交付が開始された。申請は任意であったが、生体認証も活用しいつでもどこでも確実に個人認証が可能な番号として、社会的・金融的な機能の面から国民を包摂してきた。
 
 既にデリー、ヒマーチャル・プラデシュ、アンドラ・プラデシュ、テランガナ、パンジャブ、ケララ、ハリヤナ等の18の州・連邦直轄地域では成人への普及率は100%を超えており、まだいきわたっていないのがマニプール、ナガランド、ジャンム・カシミール、アルナチャル・プラデシュ、ミゾラム等である(注)。今後は残りの成人とともに、子どもへの交付に焦点を当てる。
 
 (注)人口は増加しており2011年の人口統計を基にしているため普及率が100%を超える。