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研究員レポート

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2014.05.13

  • 調査研究レポート
  • 三澤 かおり

韓国旅客船沈没事故で急浮上する国家災害通信網の必要性

執筆者

情報通信研究部

主席研究員三澤 かおり

 2014年4月に韓国で起きた旅客船沈没時事故は災害対応体制について大きな課題を露呈する形となったが、災害発生時の情報をいち早く関係機関で共有するための国家災害通信網システムの不在もその一つである。国家災害通信網構築計画が10年以上前に立ち上がりながらも現在に至るまで進捗が見られないのは、所管省庁の頻繁な変更と公共事業妥当性調査による計画見直し論議がその一因と考えられる。今回の事故を契機に国家災害通信網構築が進展するかが注目される。