[HTML]
H1

研究員レポート

お知らせカテゴリー表示
リサーチャー名選択
お知らせ年度表示
掲載年選択
お知らせ表示

2010.11.22

  • 調査研究レポート
  • 裘 春暉

「通信強国」に向けて研究開発の体制整備が進む中国

執筆者

情報通信研究部

上席研究員裘 春暉

3G方式のTD-SCDMA、モバイルテレビのCMMB、デジタル放送のDTMB等々、いずれも中国が独自に推し進めてきた技術規格の数々である。中国は近年、単なる市場規模の大きい「通信大国」から、自らの技術力をもつ「通信強国」への転換を目指し、研究開発(R&D)の強化を柱に据えてきた。2008年秋の金融危機を逆手にとり、R&Dに対する財政支出を増やし、R&Dを全面的に強化するためのシステム体制作りに動き出した。