研究員レポート

　2013年10月、英国政府は郵便事業体「ロイヤルメール」の株式売却を行い、同社株式をロンドン証券取引所へ上場した。全株式（10億株）のうち、60％（600,000千株）を投資家向けに売却、さらに10％（100,160千株）は、従業員持株制度として、ロイヤルメール従業員に無償で割り当てられた。その結果、英国政府の保有割合は30％（299,840千株）となった。その概要を報告する。