執筆者:情報通信研究部
主席研究員 三澤 かおり
韓国では軍事政権時代のメディア統制の反省から、放送法でパブリック・アクセス(Public Access)権を保障し、公共放送KBS(韓国放送公社)とケーブル放送、衛星放送に対し、一般視聴者が自主制作した放送コンテンツ(番組)を一定時間以上放送することを義務付けている。そのため、幅広い視聴者の手による放送コンテンツ制作を促進・支援するためのメディアリテラシー教育環境整備に国が力を入れている。一般の放送コンテンツ制作支援に焦点を当てた韓国特有のメディアリテラシー教育の推進背景と現状を紹介する。
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