2018年10月31日、エリクソン・コンシューマーラボは、世界のソーシャルメディア利用動向に関する調査報告書を発表した。報告書によれば、ケンブリッジ・アナリティカによる個人情報流出といったスキャンダルがあったにもかかわらず、ソーシャルメディアは未だ成長傾向にあるという。
報告書は、米国と英国における2,600人のスマートフォン・ユーザーへのアンケート調査と、ブラジル、日本、スウェーデン、米国、英国でのインタビュー調査から得られた結果をもとに作成されたもので、グローバルユーザー・データベースのデータも加味された。
報告書の概要は以下のとおりである。
*1日のうちソーシャルメディア・アプリに費やされる平均時間は、2014年から2018年までの間に約60%増加した。
*ソーシャルメディア上の情報を信用する人の割合は、5人に一人を下回る。
*ユーザーの約70%は、ソーシャルメディア企業が自社プラットフォーム上にフェイク・コンテンツがないことを確認すべきだと考えている。
*ユーザーの5人に一人は、今後5年間でソーシャルメディアからニュースを入手する機会が増加すると考えている。
ユーザーがソーシャルメディアを通じて週1回実施した活動

出所:エリクソン・コンシューマーラボ「#OMG Social media is here to stay」をもとに作成