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2018.09

モバイルのみを使用するインターネット利用者、2025年には7割超に
2018年9月11日、移動体通信の業界団体GSMAが公表したレポートでは、2025年までに世界のインターネット利用者の72%、約37億人がモバイル経由のみでインターネットを利用することになると予測されている。また、2025年までに生じる新たなインターネット利用者の半数は中国、インド、インドネシア、ナイジェリア、パキスタンからの利用者となるという。
 
世界のインターネット利用者数――利用端末別(単位100万人)

出所:GSMA Intelligenceをもとに作成
 
5Gに関して、GSMAは2025年までに世界のモバイル接続の約15%を占めると予測している。ただし、5G市場は、中国、日本、韓国、米国など限られたものとなると予測している。欧州も5G市場の主力に加わる可能性はあるが、断片的な周波数配分が障害となる懸念があると指摘している。
 
また、GSMAは4G及び5Gの接続増加に伴い、2025年までに新たなIoT接続が約160億件生じると予測しているものの、収入の増加は控えめなものとなると予測している。2017年の世界の移動体通信の部門収入は1兆米ドルを超過したものの、収入増加は2025年までに年間約1%に留まる可能性が高いとしている。