調査会社のIDCによると、2017年の世界におけるスマートホーム端末の出荷台数は前年比27.6%増の4億3,310万台に上った。スマートホーム端末市場は今後も成長が見込まれ、2022年には出荷台数は9億3,970万台まで増加し、年平均で18.5%増加するとIDCは予測している。
カテゴリー別では、スマートテレビやデジタルメディア装置といった映像エンターテインメント端末が多くの割合を占め、出荷額は2017年の1,330億米ドルから2022年には2,010億米ドルに増加すると見込まれている。
スマートホーム端末の出荷額(2017年・2022年)
製品カテゴリー |
2017年出荷額(米ドル) |
2022年出荷月(米ドル) |
年平均増加率 |
映像エンターテインメ ント |
1,330億9,148万 |
2,010億6,336万 |
9% |
ホームモニタリング・セキュリティ |
42億7,100万 |
121億3,650万 |
23% |
スマートスピーカー |
44億130万 |
174億3,100万 |
32% |
照明 |
11億2,053万 |
35億1,132万 |
26% |
サーモスタット |
17億7,435万 |
38億7,591万 |
17% |
その他 |
175億3,254万 |
389億6,393万 |
17% |
合計 |
1,621億9,159万 |
2,769億8,202万 |
11% |
出所:IDC
映像エンターテインメント以外のスマートホーム端末についても年平均で二桁の成長が見込まれるとIDCは予測している。