ITUブロードバンド委員会は2012年9月、世界のインターネット普及目標に関する発表を行った。2012年半ばで、インターネットの世帯普及率は世界平均で約1/3で、同委員会では2015年までにこれを40%に引き上げることを目標にしている。
2011年末で先進地域/途上地域の格差はなお大きく、欧米を中心とする先進地域の普及率は70%を超えるのに比べ、途上地域での普及率は20%強とされている。特にアフリカ地域 が、他の地域に大きく遅れている。
ITUの地域分類では、エジプト、モロッコ等、北部アフリカ大陸のイスラム諸国は「アラブ地域」に分類され、「アフリカ」はいわゆるサブサハラ・アフリカを指す。
世界のインターネット世帯普及率の推移
出所:Key ICT indicators for the ITU/BDT regions