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2013.02

ICT発展度国別ランキング -第1位は韓国、世界全体では北欧諸国が優勢-

ITUの「2012年情報社会指標」では、世界155か国のICT発展度を以下の3点から評価している。

  • アクセス(固定・移動電話及びインターネット普及率、PC・インターネット世帯普及率及びインターネット接続速度)
  • 利用(インターネット利用者割合、固定・モバイルインターネット普及率)
  • スキル(成人、中等教育、高等教育におけるICTリテラシー)

2011年末の値を基に行われた地域ごとの評価では、平均的に欧州のポイントが高く、アフリカが低い。国ごとの差が最も激しいアジアでは、日本を含む数か国の突出が目立ち、韓国が世界国別ランキングの総合一位であった。

ICT発展度国別ランキング(上位10位)
ICT発展度国別ランキング(上位10位)
出所:ITU「Measuring Information Society 2012」より作成

ICT分野の成長度が高い国としては、ブラジル、カザフスタン、バーレーン、サウジアラビア等が挙げられている。これらの国々はいずれも経済新興国に属し、この5年間に携帯電話加入が飛躍的に伸びたのが特徴である。

なお、ICT発展度が低い国(下位20位まで)には、アジアではパプア・ニューギニア及びミャンマーが含まれるが、大半はサブサハラ・アフリカに属している。