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2013.07

モバイル・アプリケーション市場動向 -スマートフォンの普及に伴いAndroid及びAppleのアプリストアが急成長-

世界各国でのスマートフォンユーザの増大に伴い、2011年前後からモバイル・アプリケーション市場が飛躍的な拡大を見せている。Google、Apple、RIM及びMicrosoftは、それぞれ自社OSの搭載端末からアクセス可能なアプリケーションストアを開いている。この市場でも、スマートフォン/タブレットの販売台数で過半数を占めるAndroidとこれに次ぐAppleが圧倒的なシェアを有している。2013年初頭には、GoogleのGoogle Play StoreとAppleのApple App Storeから入手可能なアプリケーション数が合計で150万を超えた。

両社のストアからのダウンロード件数については、この分野の先駆者であるAppleが2010年まで市場独占に近い地位にあったが、同年にOSシェアでAppleとAndroidの地位が逆転したころから、Google Play Storeからのダウンロードが急速に増加、現在までの累積数はほぼ同数となっている。

Google及びAppleのアプリダウンロード数(累積)
Google及びAppleのアプリダウンロード数(累積)
出所:各社資料より作成

地域的には、欧米及び日本での利用がまだ多く、有料アプリケーション収入ではこの3地域で過半数を占め、今後も年に数%ではあれ着実な成長が見込めるとされている。一方で、2012年には、インドネシア、ブラジル、南アフリカ等の新興国からのダウンロード数が、対応機器の普及に伴い急速に増加しているとされており、事業者はこれらの市場の伸びにも期待をかけている。