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2016.03

OECD加盟国のブロードバンド統計

2016年2月19日、OECDは加盟34か国の最新のブロードバンド統計を公表した。2015年6月現在、34か国のモバイル・ブロードバンドの加入数の合計は前年比13%増の10億8,300万となり、初めて10億を突破した。普及率が100%を超えた国も前年から3か国増加し10か国(フィンランド、日本、スウェーデン、ニュージーランド、オーストラリア、デンマーク、米国、韓国、エストニア、スイス)となった。特にニュージーランドは、ルーラル地域を対象としたブロードバンド・イニシアチブによるモバイル・ブロードバンドのカバレッジ拡大により顕著な伸びを見せた。

表 OECD加盟34か国のモバイル・ブロードバンド普及率
(人口100人あたり、2015年6月現在)
OECD加盟34か国のモバイル・ブロードバンド普及率
出所:OECDブロードバンドポータル

固定ブロードバンドについては、2015年6月現在、加入数は前年比約1,400万増の3億6,500万、普及率の平均は28.8%であった。普及率の高い国の上位は欧州が占め、1位がスイス(普及率50.5%)、2位がデンマーク(同41.9%)で、以下、オランダ、フランス、ノルウェーが続いた。接続技術別ではDSLが加入数の約半数を占めているが、近年は光ファイバが増加傾向にある。