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2016.05

世界のスマートフォンOSシェア――Androidが堅調にシェアを拡大

調査会社のKantar Worldpanelが公表した2016年2月現在の世界のスマートフォンOSのシェアに関するデータによると、Androidが堅調な伸びを見せており、中国の都市部ではiOSが前年比約3%減となる一方で、Androidは約3%増の76.4%のシェアを獲得した。米国や英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペインといった欧州の主要国でも前年よりAndroidのシェアは増加した。

中国都市部の市場状況についてKantar Worldpanelの担当者は、調査を実施した時期には中国の春節期間が含まれており、プロモーションが活発なAndroidを搭載した端末の売り上げが増加したと述べている。実際にファーウェイ、Meizu、Oppoといったブランドのスマートフォンの売り上げは増加している。

米国の状況については、消費者は価格に敏感で比較的安価なアンドロイド端末の購入が増加しているが、アップルが399ドルのiPhone SEの販売を開始したことにより市場の動向に変化が生じる可能性があるとKantar Worldpanelの担当者は指摘している。

なお日本では僅差ではあるがiOSがAndroidのシェアを上回っている。

スマートフォンOSシェア(2016年2月)
中国都市部
米国
日本
出所:Kantar Worldpanel