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2017.04

世界の移動電話利用者の約半数が通話とSMS送信のみを利用――GSMA「世界モバイル関与指数」

移動体通信の業界団体であるGSMA(GSMアソシエーション)の調査によって、世界の移動電話利用者の約半数は、所有端末の使用がいまだ通話やSMS送信に限られていることが明らかになった。

GSMAは移動電話の利用者を関与度の高い順に「愛好家(Aficionados)」、「実用者(Pragmatists)」、「ネットワーカー(Networkers)」、「通話者(Talkers)」の4種に分類し、「世界モバイル関与指数(Global Mobile Engagement Index:GMEI)」と呼ばれる指数へと換算した。結果、通話やSMS送信にとどまる利用者層の「通話者」が、2016年には全体の47%を占めていた。

ただし、2030年までには「通話者」の比率は29%に縮小し、開発途上国の利用者の移動電話を通じた関与の幅も拡大するとGSMAは予測している。

なお、国別では韓国とカタールが最高の評価を得る結果となった。

GMEIランキング
順位 国名 スコア
1 韓国 5.0
2 カタール 5.0
3 米国 4.7
4 サウジアラビア 4.6
5 デンマーク 4.5
6 フィンランド 4.5
7 オーストラリア 4.5
8 スペイン 4.4
9 スウェーデン 4.4
10 ルーマニア 4.3
出所:GSMA「Global Mobile Engagement Index」