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2017.05

認知知能・人工知能システムのユースケースの市場シェア

調査会社のIDCによると、2017年の世界における認知知能と人工知能(AI)システムの収益見通しは、前年比59.3%増の125億ドルに上る見込みである。認知知能や人工知能分野のソリューションは今後も大きな企業投資が見込まれ、2020年までの年平均成長率は54.4%になるとIDCは予測している。

2017年のユースケースの市場シェア見通しは、品質管理調査・レコメンダシステムが10.3%、診断・治療システムが10%、自動顧客サービスエージェントが9.8%、自動脅威インテリジェンス・予防システムが9.8%、不正分析・調査が9%、その他が51%となっている。今後は公共安全・緊急対応分野と薬剤研究分野の成長が見込まれるとIDCは指摘している。

認知知能・人工知能のユースケースの市場シェア(2017年)
品質管理調査・レコメンダシステム10.3% 診断・治療システム10.0% 自動顧客サービスエージェント9.8% 自動脅威インテリジェンス・予防システム9.8% 不正分析・調査9.0% その他51.1%
出所:IDC

2017年の地域別の市場シェアは、米国が最大で、次に欧州、中東、アフリカ地域(EMEA)が続く。ただし今後は、日本における市場の急成長に示されるように、アジア・太平洋地域の成長が見込まれ、2020年までには欧州、中東、アフリカ地域を追い越すと予想されている。