GSMA、2030年の5G、GCC諸国が普及率で首位、絶対規模では中国が圧倒的と予測
GSMAが発表した「The Mobile Economy 2026」によると、2030年までに世界のモバイル接続の57%が5Gとなり、2G及び3Gはそれぞれ1%、5%まで縮小すると予測している。5Gは通信インフラにとどまらず、AI、クラウド、IoT、データセンターを支える基盤技術へと位置付けられている。
地域別では、2030年の5G普及率はGCC諸国95%、先進アジア91%、北米89%、中国88%、欧州82%と先進地域が世界をリードする。一方、中南米50%、その他アジア太平洋46%、中東・北アフリカ41%、ユーラシア38%、アフリカ21%と地域差が残る
図表 2030年における地域別の5G普及率
出所:「The Mobile Economy 2026」データを基に作成
5G接続数では中国が約18億と世界最大で、その他アジア太平洋約12億、欧州約6億7,000万、北米約4億6,000万が続く。普及率ではGCC諸国が首位である一方、絶対規模では中国が圧倒的であり、通信設備・AIインフラ投資を牽引すると考えられる。
5Gの普及はクラウドやエッジコンピューティング、生成AIサービスの利用拡大を支える。AI推論需要の増加に伴いデータセンター投資が拡大し、高速・低遅延通信との連携が重要性を増している。特に中国では5G、AI、クラウドを一体で整備する動きが加速している。