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2026.11

  • イギリス
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
  • 国別・地域別トピック
「プロジェクト・ギガビット」、カバレッジ88%に到達
英国政府は、ギガビット対応ブロードバンドの全国カバレッジが88%に達したと公表した(注1)。英国通信庁(Ofcom)のデータでは、普及率は2020年5月の20%から2026年1月には88%へ上昇しており、政府は「プロジェクト・ギガビット(Project Gigabit)」を通じて2032年までに99%の普及達成を目指している。

同計画は民間投資だけでは整備が進みにくい地域を対象とするもので、2026年3月までに140万の家庭・事業所の接続を支援した。締結済み契約額は20億GBP(約3,900億円)超に達している。実施主体の英国デジタル構築局(Building Digital UK:BDUK)は、事業者の整備計画を4か月ごとに見直し、公的支援の必要な施設を特定している。

未整備地域は農村部よりも都市部や人口集中地域に多く残っている。地域別では北アイルランドが95%、スコットランドが82%、ウェールズが83%の普及率となっている。Fibrus、GoFibre、Openreachとの契約を通じて追加整備が進められ、北アイルランドでは9,000施設、ウェールズでは約6万施設が対象となる。

政府は土地・建物へのアクセス、計画規制、集合住宅接続などの課題解消を進めるほか、賃借人の接続要求権に関する法整備や計画制度改革も推進している。また、光ファイバー敷設が困難な施設向けには固定無線アクセスや衛星ブロードバンドを活用し、2026~2027年には新たな衛星サービスの導入も見込んでいる。

(注1)
https://www.gov.uk/government/publications/project-gigabit-progress-update-september-2026/project-gigabit-progress-update-september-2026