デジタル政府開発庁(DGA)は7月1日、「2027-2032年デジタル政府開発計画案(Digital Government Development Plan 2027–2032)」を発表した。以下の5項目を柱に、政府のデジタルサービスへのAI導入を進め、迅速かつ透明な行政サービスの実現を目指すとしている。
- デジタル行政サービスの利用者の体験向上
- デジタル基盤整備と新技術サービスの開発
- データとAIに基づく行政運営の推進
- デジタルサービスの信頼性・安全性の構築
- 政府職員・利用者のデジタル能力の強化
同戦略において主要プロジェクトとして位置付けられているのが、政府アプリ「Tang Rat(「政府」の意)」の高度化である。現在、約3,600万の利用登録者を有する同アプリにAIを統合した「Tang Rat 4.0」を構築し、福祉情報・政府情報・市民関連情報の照会に自動対応する「AIチャットボット」やユーザの現在地に応じた緊急・災害情報の提供などを行う。そのほか行政給付や政府への支払いに利用する「デジタルウォレット」や電子証明書等の電子文書を保存する「デジタル文書ウォレット」なども提供し、「全国民のための便利で信頼できる行政サービス」の構築を目指すとしている。