2026.07
仏政府がインテリジェント機器システム等に関するプロジェクトの公募を開始

経済・財務・産業、エネルギー及びデジタル主権省は2026年7月10日、国の経済活性化プログラム「フランス2030」の枠組みで、AI搭載のインテリジェント機器システム開発に関するプロジェクトの募集を開始した。
「フランス2030」では既に2023年から関連の100プロジェクトへの助成を実施している。今回の公募では、ロボット、ドローン、インテリジェントマシンに関するソリューション開発がテーマで、公募は2段階にわたって行われる。資金提供は国立投資銀行BpiFranceによる。
第1フェーズ:プロジェクトのコンセプトと開発計画を審査、試験的な商品開発が産業化可能であるかを見極める。助成額は1件につき5万~10万EUR。期間は6か月。
第2フェーズ:第1フェーズのコンセプトを引き継ぎ、具体的な商品開発を行い、国のデジタル主権とレジリエンス向上に寄与するものであることを提示する。1件ごとの予算は基本的に400万EUR以上とされる(100万EUR以上400万EUR未満のプロジェクトはフェーズ開始時に申告が必要)。
どちらのフェーズにおいても、応募団体はスタートアップのけん引するコンソーシアムで、プロジェクトは欧州全体への市場展開が可能であることが望まれる。
7月17日にはまた、「フランス2030」の枠組みで先進半導体技術に関するプロジェクト公募が開始された。この公募で選出された企業は、国の支援の下でEUの先端産業系中小企業の協力関係を築く「欧州の共通便益に資する重要プロジェクト(IPCEI)」の半導体部門に参加する予定である。