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2026.06

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2030年にフィジカルAIで世界一をねらう韓国
2030年にフィジカルAI分野で世界一を目指す韓国では、次世代戦略技術にフィジカルAIが指定され、2026年になってから関連の戦略が相次ぎ打ち出されている。もともと国内産業分野では、製造現場でのロボット導入をはじめとするフィジカルAI分野強化に取り組んできた強みがある。
 
科学技術情報通信部は、これまで海外製に依存していた製造工場向けソリューションを国産技術に置き換える「フィジカルAI統合プラットフォーム」を今年3月に公開した。フィジカルAIで世界的主導権を目指す「フィジカルAI中核競争力確保戦略」も発表された。この戦略では2028年までにフィジカルAI先進国化を目指し、共通基盤技術開発、製造工場自動化技術確保及び三大メガプロジェクト等を進める。フィジカルAIは今後3年間が勝負とされており、政府は技術開発から現場実装に至る全ライフサイクルを支援する。また、実証ラボで検証した国産システムを基にパッケージ化したソリューション輸出の本格化をねらう。
 
6月からはフィジカルAI中核技術の国産化をねらいとする科学技術情報通信部の「フィジカルAI先導技術開発事業」が本格的に開始された。事業予算は今年から2か年で総額340億ウォン(約38億円)。事業にはLG電子を主管としてマウムAI、ロボティズ、KT、ソウル大学等産学官10機関が参加し、ワールドモデル・ロボットファウンデーションモデル等のフィジカルAI中核技術を独自技術で開発する。昨年立ち上げられた産官学の協議体「フィジカルAIアライアンス」も今年になってから機能強化が図られた。
 
日本でもフィジカルAI分野に今後戦略的に投資する方針が発表されたところである。日韓のフィジカルAI分野がどのような発展を遂げていくのか今後も注視したい。